細かい詳細はデスクサイトにありますのでご覧になって下さい。
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?linkID=1158289&id=15442587&siteID=1169823
プラント業界で使用されている3Dモデルソフトは、PDS,PDMS,EYECAD・・・などでした。
価格・保守費用と高額なため、なかなか中小企業向けではなかった3Dソフト。
今回、Autodesk社より販売されたAutoCAD Plant3D 2011は、低価格の 3 次元配管設計製品というのが
コンセプトになってるようです。 これでプラント業界に3D化が定着すれば良いですね!
日本を元気にできるソフトなのかもしれません。
では・・肝心の中身はどうなんでしょう??
インストールしたソフトは「Autodesk Plant Design Suite Advanced 2011」。
「AutoCAD Plant 3D 2011 - Japanese 」、「AutoCAD Plant 3D Spec Editor 2011」の2つのアイコンがデスクトップに
表れます。それと「Navisworks Manage 2011」のアイコンも。
AutoCAD Plant 3Dには、3D配管・P&ID・AutoCADとワークスペースによって3つのメニューを使い分けるような
作りになってます。ナビスは、画面の作りは完全にAutoCADに染まってきた感じです。
2011には、まだ日本規格の部品が標準で入ってません。鋼材も配管部品もASMEやDNの規格しかありませ。
日本の規格はダウンロードして使うようになってます。
http://autocad.autodesk.com/?nd=plant_content_packs ← こちらです。
Spec Editor は非常に使いやすくプラント業界ではいつも見ているスペックシートに近いかたちで作業もスムーズに行える
感じがします。ブランチテーブルもありました、部品の寸法カスタマイズもできるカタログエディタもあります!
いいな~~~これ・・・・簡単にスペックが作れる。AuseDBのスペック作りより簡単だ!マネしよ・・・。
作図画面には、ツールパレットにスペックシートごとのタブが作成できます。だから使いたい部品を選んで挿入したいところに持って行けばすぐに部品は入る!いや~簡単。
全体的な作図としては、機器や架台・建屋などは各単体として作図してそれを外部参照データとして取り込み、そこで配管を作図していくような流れのようです。外部参照にしてもノズルなどのサイズはちゃんと認識してくれるので良いですね。
外部参照にして取り込まないとデータとして重くなり、パソコン上での動きが厳しくなるから仕方ないのでしょうね。
機器は、機器作成コマンドがありある程度は簡単に作図できそうです。もし押し出し機のような機器を作成するとなったら
大変そうな気もするな・・。ポンプもありました、でも下から上に流れるようなダイアフラムポンプのようなものは無かった。
架台・ラダー・階段の作図コマンドもありました。作図の基本は、ラインを引いてそのラインを鋼材に変更・階段に変更のような操作なのかと思いました。これ、簡単です!誰でもすぐに架台が書ける。ラグを付けたりとかそんな機能はありません・・・概略です、あくまで。
これから日々、Plant3Dの細々としたところをこちらで紹介していきますのでどうぞ宜しくお願いします。
日本ではPlant関連がなく米国であったクラスに1日だけ参加してきました。
部品関連のカスタマイズのクラスでした。エクセル書式のテンプレートに部品の詳細やら寸法やらをサイズごとに作成して
バッチ処理を何度かしてLispデータを作り、データに反映させるという内容でした。
ちょっと難しかった・・・率直な感想として。もっと簡単にできるプラグラムを作って欲しいな・・・・・
でも既存のデータしかできないような感じです、新たに部品を作ることはできるのだろうか???わかりませんでした。
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