2011年1月28日金曜日

AutoCAD WS

今日はちょっと違った話題・・・desk関連ですが、おもしろいのがありますのでご紹介します。
AutoCAD® WS です。

Web ブラウザや iPhone / iPad を含むモバイル端末で AutoCAD 図面へのアクセスを実現できる
超~~すぐれもの! これぞ「クラウドシステム」っていう感じ。

http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=15794800&linkID=1158289

早速!! やってみました。 ちなみに全部英語ですから・・・

 













こんな感じの画面まわり。 自分のデスクトップでやってみました。
右下に「Share」ボタンがあり、それをクリックすると・・・・・・・・
















この画面が出てメールアドレスを入力する部分があるので送りたい相手のアドレスを入れると!
その相手にこの画面のURLが届きます。
もうわかりました? そうです、CADの画面を共有できるのです。しかもチャットまで!
お互い同じ画面を見ながらマウス操作をして、さらにコメントを入れたり作図したりと
そんなことまでできちゃうんです。 すごくないですか、これ?
すぐに業務で使えます! 是非使ってみてください。

iPhone とかiPad で図面を開き、現場で顧客交えて説明しながら見ることができるんですよ。
そんなこともできるなんてすばらしい!!
現場確認しながら、転んでiPadを壊したら高くつきそうなのが心配だけど・・・

っていいながらどっちも持ってないんだけどさ。 
嫁を説得しね~と・・・・

知り合いのT君も「壊れてないんだから買わなくていいじゃん」って言われて今だに
ボロボロの携帯を使ってたっけ・・・・。あいつも大変だ・・。

2011年1月27日木曜日

Project X

某テレビ番組名と同じタイトルです・・・中島みゆきの歌が流れ田口トモロヲのナレーションが聞こえて
きそうなタイトルですが・・・・・じつはそんなんじゃ~~~ございません。

じつは、Autodesk Plant3D を使って作図をしたデモデータがなんとyoutubeにありまして、そのタイトルです。
Project X - Autodesk University Presentation  とあります。

かっこいいですね、さすがAutodesk 。

Plant3Dソフト、実際どのくらい配管が作図できるの?? ユーザーからすれば気になりますよね。
このモデル、20のエリアに分け15人がかりで2週間で作成したとか・・・ほんとかな?

こちらにあります、是非ご覧ください。
効果音もあってかっこよくできあがってます、ボリュームをあげて見て下さい。



 
ん~?クレーンの上に人が乗ってポーズをとってるような気がするが、わざとだろうか?








2011年1月14日金曜日

Plant 3D Spec Editor 2011

順番でいくと次はPlant 3D Spec Editor の内容がどういったものかになりますね。

じつはこちらのソフト、体験版をダウンロードして使ってもアクティベーションがないようなので(未確定)
期限関係なく使えるようです。 これだけ使っても仕方ないっていえば仕方ないですが!

立ち上げると3つのタブ構成になってます。

○ スペックエディタ    ○ ブランチテーブルエディタ   ○ カタログエディタ

これが画面まわり。 スペックエディタを開いてます、下部に部品があります、これはJISバルブ関連。
使いたい部品を選んで上部のスペック設定部分に追加していくだけ・・・簡単です。

ブランチテーブルエディタは、まだ使ってないんです。本当に設定したようにブランチするか
どうかは・・・・また後日、試してみてから報告します。

カタログエディタは何ができるかというと・・・・こちらで部品寸法やdescriptionなどを設定したり
新たな部品として登録していきます。
各部品、接続箇所ごとにデータ認識をしています。フランジがFFなのにバルブがRFだと
接続したときに警告画面が表れます。
「配管を接続できません。」 って!! あたり前なんですけど・・・・
自分で使いたい部品を思い通りに作れて、3Dで使用できるようになるには、慣れが必要かも?

その他に、鋼材・サポート・ノズルのデータが備わってます。こちらもカスタマイズ可能。

配管で使用できる規格は、ASME   DIN   JIS  などあり、まだまだダウンロードすれば
いろいろな規格データが使えるようになってます! なかなかすごいですね!!

ある程度、データがそろってしまえば使いたい部品を選んで設定してスペックとして保存すれば
できあがり・・・・すぐに作図に取り掛かれます。 

次は、P&IDの概略を・・・・と、思うでしょ? しません! これは省略。

タフから「Plant3D 2011 トレーニングガイド」 と 「P&ID 2011 トレーニングガイド」 が
発売されてます。 あなたのバ・イ・ブ・ル に・・・・・








2011年1月12日水曜日

Navisworks2011

Plant製品の総合ソリューションと題して・・・Autodesk Plant design Suite なるものが2つあります。
「Premiun」 と 「Advanced」 と。

何が違うのか????? deskさんはいろんな形態で販売されるから複雑!

「Premiun」 と 「Advanced」とも4つの構成からできております。
・AutoCAD  ・AutoCAD P&ID  ・AutoCAD Plant3D  ・Navisworks と。

前者3つまでは同じです。Navisworks が違ってまして・・・・・・

「Premiun」 → Autodesk Navisworks Simulete
「Advanced」→ Autodesk Navisworks Manege

このようになってます。じゃあこの違いは???
Simuleteだと干渉チェックができて、Manegeにはその機能はなし。

そうです、Plant3DはNavisで干渉チェックを行うような機能になっているのです。なるほどね・・・
ってことで、若干Simuleteの方がお高い価格設定になっておりました! 当然ですけどね。

このNavisworks! 2010から機能がいろいろと追加されて2011としてかなりリニューアルされておりまして・・・
使ってみて「えっ!!すご!」ってちょっとだけ思ったりしたところがあったりします。

ビューアソフトだから基本的に見るだけのソフトと思いきや、少しは画面をいじったりできるんです、感動。
材質を変更できたり、背景に夕焼けや青空を入れてみたりとそんなこともできるようになってたなんて。
でも使い方がよくわからないのもあるんだけどね。

肝心の干渉チェックは簡単です!!ぜひお試しあれ。

「Premiun」を1セット購入すれば後は単体Plant3Dがあれば事足りるような気もしないんだが・・・どうでしょ?
Freedomもあるしね・・・使い方にもよるだろうけど。

2011年1月8日土曜日

AutoCAD Plant3D 2011 リリース

AutoCAD Plant3D 2011の日本版が、昨年8月6日よりリリースされました。
細かい詳細はデスクサイトにありますのでご覧になって下さい。
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?linkID=1158289&id=15442587&siteID=1169823

プラント業界で使用されている3Dモデルソフトは、PDS,PDMS,EYECAD・・・などでした。
価格・保守費用と高額なため、なかなか中小企業向けではなかった3Dソフト。

今回、Autodesk社より販売されたAutoCAD Plant3D 2011は、低価格の 3 次元配管設計製品というのが
コンセプトになってるようです。 これでプラント業界に3D化が定着すれば良いですね!
日本を元気にできるソフトなのかもしれません。

では・・肝心の中身はどうなんでしょう??

インストールしたソフトは「Autodesk Plant Design Suite Advanced 2011」。
「AutoCAD Plant 3D 2011 - Japanese 」、「AutoCAD Plant 3D Spec Editor 2011」の2つのアイコンがデスクトップに
表れます。それと「Navisworks Manage 2011」のアイコンも。

AutoCAD Plant 3Dには、3D配管・P&ID・AutoCADとワークスペースによって3つのメニューを使い分けるような
作りになってます。ナビスは、画面の作りは完全にAutoCADに染まってきた感じです。

2011には、まだ日本規格の部品が標準で入ってません。鋼材も配管部品もASMEやDNの規格しかありませ。
日本の規格はダウンロードして使うようになってます。
http://autocad.autodesk.com/?nd=plant_content_packs  ← こちらです。

Spec Editor は非常に使いやすくプラント業界ではいつも見ているスペックシートに近いかたちで作業もスムーズに行える
感じがします。ブランチテーブルもありました、部品の寸法カスタマイズもできるカタログエディタもあります!
いいな~~~これ・・・・簡単にスペックが作れる。AuseDBのスペック作りより簡単だ!マネしよ・・・。

作図画面には、ツールパレットにスペックシートごとのタブが作成できます。だから使いたい部品を選んで挿入したいところに持って行けばすぐに部品は入る!いや~簡単。

全体的な作図としては、機器や架台・建屋などは各単体として作図してそれを外部参照データとして取り込み、そこで配管を作図していくような流れのようです。外部参照にしてもノズルなどのサイズはちゃんと認識してくれるので良いですね。
外部参照にして取り込まないとデータとして重くなり、パソコン上での動きが厳しくなるから仕方ないのでしょうね。

機器は、機器作成コマンドがありある程度は簡単に作図できそうです。もし押し出し機のような機器を作成するとなったら
大変そうな気もするな・・。ポンプもありました、でも下から上に流れるようなダイアフラムポンプのようなものは無かった。

架台・ラダー・階段の作図コマンドもありました。作図の基本は、ラインを引いてそのラインを鋼材に変更・階段に変更のような操作なのかと思いました。これ、簡単です!誰でもすぐに架台が書ける。ラグを付けたりとかそんな機能はありません・・・概略です、あくまで。

これから日々、Plant3Dの細々としたところをこちらで紹介していきますのでどうぞ宜しくお願いします。

昨年12月に、Autodesk University2010というのがありました・・・日本と中国と米国だと思います。
日本ではPlant関連がなく米国であったクラスに1日だけ参加してきました。
部品関連のカスタマイズのクラスでした。エクセル書式のテンプレートに部品の詳細やら寸法やらをサイズごとに作成して
バッチ処理を何度かしてLispデータを作り、データに反映させるという内容でした。
ちょっと難しかった・・・率直な感想として。もっと簡単にできるプラグラムを作って欲しいな・・・・・
でも既存のデータしかできないような感じです、新たに部品を作ることはできるのだろうか???わかりませんでした。